力を持続する信仰をつくる五つの断言

 ロバート・シューラー牧師が、著書[ロバート・H・シュラー『あなたは思いどおりの人になれる』(産業大学出版部刊)]の中で、以下のように記している(原文は、七つの断言)。

力を持続するための信仰をつくる五つの断言
  1. 私は決して打ち負かされはしないだろう、なぜならば私は決してあきらめないから、と私は断言する
    「わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、」(エフェソ3:20)。神の無限の力を信じよう。
  2. 神は、私を助けようとしている人々を、適切なときに適切な方法で私を支えにやってくる、私が知らない人々さえももっておられる、と私は断言する
    「たゆまず善を行いましょう。飽きずに励んでいれば、時が来て、実を刈り取ることになります」(ガラテヤ6:9)。あらゆる種類の才能、資質、技術、関心、交際をもっている何万という人々を、大きな教会をつくるという私の夢をかなえるために神が私の人生にもたらされたという事実に、私はおどろいている。私は、自分がなにもしなくて、ただ神の夢を受け取ることを私の心に許し、この夢を話すことを私の口に許しただけではなかったのかと思うことがしばしばある。その仕事をする人々を神がお雇いになったのである。ありとあらゆる必要をみたすために、神がそのような人々をおそろえになったのである。
  3. 神は私の最悪の時を最善の時に変えてくださるはずだ、と私は断言する
    「目を覚ましていなさい。信仰に基づいてしっかり立ちなさい。雄々しく強く生きなさい」(コリント第一16:13)。災難があなたから最善のものを引き出すときこそ、悪い時があなたのよい時となるのである。
  4. 私は神の愛から決して離れることはできない、と私は断言する
  5. 「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」(ローマ8:35)
  6. 完全に自分をささげきっているならば、私は勝つだろうということを、私は断言する
    「死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。」(ヨハネの黙示録2:10)

  7. ロバート・H・シュラー『あなたは思いどおりの人になれる』(産業大学出版部刊)より


 目標達成のためには、御心を求め、それを実現したいとあきらめずに思い続けること、そして、いつ、誰のおかげで、どんな形で実現するかは、神にお委ねすることが大切である。私自身は、マスメディアに関わって伝道したいという思いはいつもあった。衛星放送やインターネットTVが普及して来た今日ならば、なおさらである。以下は、CGNTVホームページの「ご挨拶」からである。
 情報通信が発達し、デジタルとマルチメディアの時代である21世紀にあってもイエス様の夢は天国の福音を地の果てまで伝えることです。主の夢を成し遂げるため、CGNTVはその出発をためらいませんでした。CGNTVは、イエス様を信じているという理由だけで苦難と抑圧を受ける地に向かって、肌の色、言語、環境、身分の違いによって福音に差別のある地に向かって、そして、イエス・キリストの福音が宣べ伝えられていない地であればどこへでも使徒の働き29章を書き続けるという信仰によって寄り添っていきます。使徒の働きには終わりがありません。聖霊の働きにも終わりがありません。
                                オンヌリ教会 牧師ハ・ヨンジョ(CGNTV 理事長)

 こんな「使徒の働き29章」(聖書の使徒言行録は、28章で終わっているが、その続きは私たちが書き続ける)に加わる機会が訪れた。日本CGNTVの10分のメッセージ番組に出演する依頼を10日前に受け、先週、牛込キリスト教会の礼拝堂で収録が行われた。私自身は、CGNTVのことは存じ上げていなかったが、西早稲田キリスト教会の秦先生が佐藤順牧師をCGNTVに推薦してくださったのだった。


御翼2011年7月号その1より

 
  
世界で活躍したクリスチャン HOME